【ダラットのフラワーガーデン】
色とりどりの花が咲き乱れる公園内
ダラットは高原の都市で涼しいため花卉園芸も名産みたいです。 街の至る所に花が植えられており花の街って感じです。 そんなダラットのフラワーガーデンは入場料40000ドン。ダラットのセントラルマーケットから1キロほどでしょうか。
まあたくさんの花が育てられていました。 一眼レフカメラでパシャパシャと写真を撮って遊んでました。
そういえば生物によって色覚って違うなあとか思ったので、せっかくカメラもあるので同じ花をカラーとモノクロで撮ってみました。 カメラは色々と色の変化を作れますが、1番大きく異なるのはモノクロかなと思ったのでモノクロで撮ってました。
形は同じだけど、色にバリエーションのある花ってモノクロで撮るとどう見えるのでしょうか。 花をモノクロで撮るなんてあまり考えたことなかったので、やってみて楽しかったです。
家に帰って、カメラから画像を落としたらアップします。 個人的には面白かったです。
一応、生物学専攻の学生なのでそれっぽい事を考えながら見て回ってました。
花の色と動物の色覚
たぶんおそらく花から蜜を吸っている生物で、モノクロで花を見ている生物はいないもしくはいても少数派だと思います。(全然詳しくないのでご了承ください)
花蜜を利用している生物の大多数がモノクロでモノを見ている生物なら、植物はわざわざ派手な(葉の緑色とは異なる)花を付ける必要性はないはずだからです。派手にするコスト(エネルギー)がかかるはずなので。
虫媒花、鳥媒花と相利共生について
植物の中には虫とか鳥とかに花粉を運んでもらって受粉を行うやつらもいます。
それぞれの花を、虫媒花、鳥媒花といいます。
これらの花は一般的に目立つ色をしていて、昆虫とか鳥とかに見つけてもらって粘り気のある花粉をその生物の身体に付着させて他の花に移った時に受粉しないかなあと期待しているのでしょう。
受粉するかどうかは子孫を残せるかどうかの問題なので非常にシビアです。
一方、花蜜をエサにする昆虫や鳥はエサの場所を知るセンサーが発達しているやつらが有利だったでしょう。 ここで、植物は受粉出来るし、昆虫や鳥はエサ取れるしというWIN-WINな関係が見られます。
生物学では、こんな関係を相利共生とか言ったりします。
網膜の色認識センサー細胞
そもそも色は目の中の網膜にある色を認識するセンサーのような働きをする細胞によって捕らえられます。
このセンサーの役割をする細胞が人間は3種類あって、赤青緑を捉えられる細胞があります。
それと、普段の人とのコミュニケーションの中で大体みんな同じように見ているんだろうなあと思うわけです。
人間以外の他の生物の中には、紫外線が見えるとかいう生物もいるらしいです。例えば、昆虫とか。 そういうやつらは当然、人間とは文字通り見ている世界が違うわけですよね。
センサーとなる細胞はみんな持っているけれど、それがどのくらいの数があるかとかどれくらいちゃんと働いているかとかはおそらく個体差があるので、見ている世界の解像度はみな違うはずです。
ここでは、とりあえず単眼と複眼でそもそも違うじゃねーかというのは置いておきます。
詳しく知りたい方は、"昆虫 色覚"とかでググるといいかもしれません。以下のリンクはググったら最初の方に出てきます。
以下リンク載せておきます。
光と色の話 第一部
光と色の話 第二部
昆虫色覚の神経行動学的研究
一眼レフカメラとスマホカメラとヒトの眼
僕、写真撮るの全然上手くないんですけど一眼レフカメラ使うのは結構楽しいです。
シャッター速度とか感度とか絞りの大きさとか光源はどこかとか、光について考えることが多くて。
あー上手く写真撮れるようになりてえ。
一眼レフカメラを使ってから思ったのは、ヒトの眼って優秀だなってことと、iphoneのカメラというかスマホのカメラ優秀だなあってことです。
ヒトの眼って明暗差ある場所でもその差をくっきり認識できるじゃないですか、暗い場所でも慣れれば見えるようになるじゃないですか。でも一眼レフカメラってそういう場所苦手で、明暗差ある場所で撮ると白く飛んだり、黒く潰れたりします。いやー本当にヒトの眼のセンサーというか生物の光センサーは優秀ですよ。
スマホのカメラって誰でも簡単に綺麗な写真が撮れて本当にすごいなって思うようになりました。 一眼レフカメラは勉強が必要だし、使ったことのない人に渡したら使い方わかんないだろうし面倒くさいなあと思いますが、そこが面白いところでもあるのかなとも思いますね。
虫媒花
昆虫の見ている世界を撮れるカメラってないのかなあ。要するに、紫外線赤青緑をセンサーで捉えられるカメラ。ひょっとしておれの持っているカメラでも使えるけど知らないだけ?
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