ドリブルデザイナー岡部さんがすごいわけ。

芝


ドリブルデザイナーの岡部さん。ドリブルデザイナーという聞いたことのない肩書きを持つ彼はドリブル専門の指導者です。

彼の凄いところは、サッカーのドリブルを理論化したところ、ドリブルを通してチャレンジする心の素晴らしさを伝えているところ。夢を見させてくれるところ。この3点だと思います。

1点目:ドリブルを理論化した点

理論

スポーツが上手いことと、それを教えるのが上手いかは別問題というのは経験的に理解できると思います。
彼はドリブルを研究し、実際ドリブルが上手い!また、その方法論を言語化できる。ここが彼の(当たり前のようですが)ドリブルデザイナーたる所以でしょう。理論化したということは再現可能な技術ということです。それを頭に入れ、身体の動かし方を学ぶ。そうすることで多くの人が学ぶことができる。ここが素晴らしいところだと思います。

2点目:チャレンジする心の素晴らしさ

チャレンジ

ドリブルはボールを持っていても、自分から仕掛けなければ抜けません。仕掛けるということは、ボールを奪われるかもしれないリスクを冒すということです。そのためサッカーの試合中では、選手たちはここで仕掛けて得るリターンとボールを失ってしまうリスクとを比べて仕掛けるか否かの判断を下します。これは選手たちにとっては最低限しなければならないことです。しかし、最後にはいずれ誰かが仕掛けなければならない時がきます。この時を逃さないように、この時に仕掛けられるようにするために彼はドリブルデザインをしているのだと思います。

これはサッカー以外にも当てはまることだと思います。何か自分からアクションを起こさなければならない機会(仕掛ける機会)はあっても、自信のなさから行動できない人(仕掛けられない人)も多いのではないでしょうか。こういった人たちにも岡部さんのドリブルデザインによって変わった選手たちがドリブルで仕掛けることでチャレンジする勇気を伝えられるのだと思います。
岡部さんのnoteにも書いてありましたが、岡部さん自身が選手時代の時は身体の線の細さに悩まされてきたそうです。その中で試行錯誤の結果身に付けたキレのある日本刀のようなドリブル。まさに現代の侍。

3点目:ドリブルデザイナーは夢を与えてくれる


夢
ドリブルデザイナー岡部さんの仕事は人々に夢を与えてくれます。ドリブルを実際に教わる選手だけでなく、そのドリブルをする選手たちから夢をもらえると思うのです。これってすごい素敵なことじゃないですか?彼のドリブル理論を身に付けた選手がどんな仕掛けをするか、観客はワクワクしながら見ることができる。ワクワクさせてくれるスター選手も現役を引退してしまったらそのプレーを見ることはできなくなります。しかし、彼の理論を身に付けた選手たちはどんどん出ていくことができます。そしてワクワクするようなプレーを見せてくれるでしょう。それが楽しみでたまらないです。