アキタの雑記

博士後期課程の雑記ブログ。 読んだ本、コンピューター系のメモ、愛猫の写真、勉強のこととか。

カテゴリ: 科学

実験に使いたいなあ〜という種子をリクエストする際にmtaをしなきゃいけないと言われた。
MTAってなに?と思ったのでメモ。

研究成果を他に譲渡する時には商業目的で使ってはならないなど大学や研究機関間で契約を交わす必要があるらしい。

大学の資料にもちゃんと書いてあった。

というわけでリクエスト種子が届くのはもうしばらくかかりそう。

手続きしてくれている先生に感謝。大学の先生は講義、研究、大学運営以外にもたくさん仕事があるんだなと改めて感じた。

タイトルの通りです。普通にパワポでポスターを作って、それをエクスポートすると解像度が悪かったため、解像度をいじって保存したい。というのがモチベーションでした。

パワポでポスターを作る。それをpdfでエクスポートする。そのpdfをプレビューで開いて、jpegで書き出す。こうすると解像度もいじれるので便利。

マレーシアのコタキナバルサピ島にてミズオオトカゲ

2018年11月4日にマレーシアのコタキナバルに旅行に行った際にコタキナバルからボートで15分くらいのサピ島に行きました。そこでみたミズオオトカゲについて書いておきます。

ミズオオトカゲ

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ミズオオトカゲ(Varanus salvator).大型だと体長2m超えるらしいです。普通にしれーっと現れるのですが、地元民っぽい人たちはガン無視してましたね。僕はこんなに大きな爬虫類を野生で見ることはあまりないのでうおおおおっと興奮してみていたわけですが。かっこかわいいですよね爬虫類。

分布域はマレーシア、カンボジア、インドネシア、シンガポール、スリランカ、タイ、ベトナムミャンマー、ラオスなどの東南アジアやインドのアンダマン諸島、中国の南部の方に広がっているみたいです。

黒地に黄色い斑点が入っているのが特徴のようです。 水辺で生活していることが多く、泳ぎや潜水も上手いみたいです。基本的に動物食らしい。

結構、広く分布しているので地域個体群間でどんな違いがあるのかなあとか興味ありますね。場所によっては個体数が減っているところもあるみたいですね。

マレーシアのコタキナバルにてナンヨウベッコウ

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2018年11月5日のことです。ちょうど、マラヤ大学が学期の中休みだったのでマレーシアの東側にあるボルネオ島のコタキナバルに行ってきました。そこで、翅が真っ赤なすごくきれいなトンボを見つけたのですが、名前がわからなかったため写真フォルダに埋もれていたのですが、この度おそらくこれかなというものが見つかったので載せておきます。

ナンヨウベッコウトンボ

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これらの写真から正確な同定を行うのはそもそも困難なのですが、おそらくナンヨウベッコウトンボ(Neurothemis terminata)だと思います。 マレーシアだとそんなに珍しい種類のトンボでもないみたいです。 マレーシア 生物 とかでググっているうちに似たやつが見つかってそこから名前をググって精度を高めようという感じで調べていきました。

似た種が3種ほどいるっぽい

ググってみると、どうやら相当にややこしい見た目の種が3種類くらいいることが判明しました。さらによくあることなのですが、雄雌で見た目に違いがあるよ。ということでしかも、交雑種もいるようで全然トンボに詳しくない僕にとっては正確な同定なんて不可能に思えました。

自分の撮ったあまり上手くない写真からその特徴を捉えるのはまあ無理ゲー。

ちなみに調べた中でよく似た種はそれぞれ、ナンヨウベッコウトンボ(Neurothemis terminata),アカスジベッコウトンボ(Neurothemis ramburii), フチドリベッコウトンボ(Neurothemis fluctuans)の三種です。

この三種の中で僕が撮った写真のトンボはフチドリベッコウトンボではなさそうだなというのが写真を見る限りの印象でした。フチドリベッコウトンボは後翅の透明な部分が後ろ側に縁どるように入っているのが特徴のようです。それが写真からは確認できなかったので、フチドリベッコウトンボではなさそうだなと判断しました。 また、ナンヨウベッコウトンボの翅の赤い着色部の先端が直線状(個体差あり)であるようです。僕の撮った写真を見た感じだとまあ直線っぽい。ということで、ナンヨウベッコウトンボなのかなという結論にしました。

雌?

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撮った写真の中で、翅が赤くない個体もいてこれは雌なのかなあと考えています。

参考サイト

Neurothemis terminata

虫愛ずるなんとやら。結局どれなんじゃあああい!!!【アカスジベッコウVSナンヨウベッコウVSフチトリベッコウ論争】

初ツノゼミ

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せっかくマレーシアにいるので熱帯の生きもの色々と見てみたいなあと常々思っておりました。マラヤ大学は実質森で、マラヤ大学の敷地内で昆虫採集している人もいるという情報も耳にしていました。僕も常日頃から、穴開きの葉を見かければ立ち止まりこの葉をかじったのはどいつだと探しておりましたがあまり姿を見かけないんですよね。見つける目が悪いのかいないのか。 特に見てみたいなあと思っていたツノゼミをついに見つけたので記録として残しておこうかなと思います。

ツノゼミ

ツノゼミはカメムシ目に分類されていて、中南米を中心に3200種ほどが知られているらしいがまだ未記載種がわんさかいるんだろうなあと思っています。植物の茎や幹に生活しており師管液を餌としているようです。 面白いのがその形態の多様さで烏帽子、三日月、樹木の枝などに似た形などとにかく色々な形をしていて非常に興味深い。NHKかなにかのドキュメンタリーで見たんだと思いますが、ツノゼミの独特な形をしているヘルメットと呼ばれる部位が脱皮のさいに折りたたまれていてそれが展開されてヘルメットになるというのを見たことがあります。成虫になる前に折りたたまれた3次元構造を2次元のシート状の構造で完璧に作ってそれを広げるってもうなにやってんだよって感じじゃないですか。しかもツノゼミのヘルメットみたいな複雑な構造を。

見つけたツノゼミ

大学からの帰り道に例のごとく穴開きの葉を見つけてなんかいないかなあと見ていたらよく木で見かけるアリを見つけました。そのアリが何か他の生きものの周りに集まっているのが分かりました。最初はアブラムシかなにかかなあと思っていたら、それがツノゼミでした。よーくみないとわからないです。小さいし、色も葉の色と同化しているしいる場所も葉の付け根とか見にくい場所にいたからです。 たぶん見つけたのは幼虫のみだったように思います。お尻の方から汁を出してそれをアリが受け取っていました。おそらく甘いのでしょう。アリとの相利共生です。アリはツノゼミから甘い汁をもらい、ツノゼミはアリに守ってもらう。そういった関係です。WinWinな関係ですね。とりあえず、ツノゼミを探すときは樹木や草木にいるアリを目印に探してみればよさそうだということが分かりました。

おまけで幼虫。何なのかはちょっと分からないです。

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