アキタの雑記

博士後期課程の雑記ブログ。 読んだ本、コンピューター系のメモ、愛猫の写真、勉強のこととか。

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英国一家 フランスを食べる

 
英国一家

 フランス料理といえば何を思い浮かべるだろうか?僕は味沢匠のイメージしかない。ザ・シェフという漫画のキャラクターである。そもそもフランス料理を食べる機会なんてないし知らないのも当然である。考えてみればフランス料理のイメージは美味しく高価なイメージだが、全く何も知らない。

「5分でわかるフランス料理の歴史」という章で、「イタリア料理とは、要はフランス料理にパスタをつけただけのものだ」とあるシェフが言い放った。なるほどフランス料理とはイタリア料理からパスタを抜いたものだということだ。うん。わかりやすい。少しはフランス料理のイメージが湧いてきた。またここでは、テレビにでるシェフの影響で、どんな料理にもオリーブオイルを振りかけるが、料理によっては風味が強すぎるし肉を炒められるほどに高温に達しないことを言及している。著者はMOCO’Sキッチンを知っているのだろうか。

簡単な紹介

 さて、本書は英国出身のマイケルブース一家がフランスに移住しフランス料理を学んできた手記である。名門料理学校の「ル・コルドン・ブルー」で著名なシェフたちからの指導を受け、パリの名だたるレストラン「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」と「ジャック・カーニャ」での真剣勝負の修行が綴られている。僕は前作の「英国一家、日本を食べる」を確か中学校くらいの時に担任の先生から貸してもらって読んだ記憶がある。そんな懐かしさも感じつつkindleでダウンロードしたのである。

自分にとって何が大切かを考えるのは大事だなと

 著者マイケルブースは料理が好きだが、料理本のレシピ通りに料理を作っても全く美味しくできないことに気付き、手持ちの料理本全てを燃やすところからこの本は始まる。

 料理学校での出来事、フランスでの生活、フランスでの食事などが面白おかしく書かれている。著者の修行に対する素直な思いがつづられていて非常に共感できる。普通、自分の失敗や挫折に関してはあまり人に話したがらないものである。しかし、著者マイケルブース氏は素直に失敗も挫折も、成功の喜びも書き綴っている。

 彼はフランス、パリの名門料理学校でフランス料理を学んだ。卒業後はそのままそこで学んだことをどこかのレストランで発揮する料理人にもなれたはずだが、彼は料理人にはならなかった。学んでみて自分に料理人は向いていないと悟ったのだ。なんといさぎよいのか。

 普通の人は、自分が学んだことを活かして何かをしようとする。それまでその学んできたことに費やした時間が無駄になることを恐れるからだ。いわゆるサンクコストである。学んでみたかったから学び、学んだあとにそれが自分に向いているのか自分がやりたいのかを見極めて行動に移せる著者の姿勢は僕も見習うべきだと思った。そしてその料理学校での経験はフードジャーナリストとしてのキャリアに活かされている。フードジャーナリストの方が、彼の生き方にあっていたのだ。進路選択の時にこの考え方を活かしたい。自分は今何がしたいのか、そしてその後どのようにして生きていきたいのか。

日々を楽しく生きるためのおこだわり

おこだわり人たち



日々の生活というのは同じことの繰り返しのようで退屈になりがち。そんな退屈な生活の中をどう楽しく生きるか。日常の細部のどうでもいい事にこだわりを持ちそれを守りそれを他人におおっぴらに知らせず密かに楽しむ人がいる。そんな「おこだわり人」の持つこだわりを知ることで人生をより楽しむことができるかもしれません。 以下、本書に掲載されているおこだわり人たちです。

  • ツナ缶の男
  • 寝る男
  • アイスミルクの男
  • ポテトサラダの男
  • ベランダの男
  • 白湯の男
  • 帰る男
  • 内ポケットの男
  • さく男
  • コンソメパンチの男
  • この人たちについて詳しくは書かないんですけどね笑
    この「おこだわり」のポイントは、日常で、どうでもいいことを、こだわることで楽しく過ごしているというところです。
    この漫画のポイントは、どうでもいいところにこだわり続けるその変態性ですね。この変態性こそ人間を人間たらしめるところなのかなと思います。 そこに目を付けたのは清野先生すごいなあと思います。書かれている内容なんて、「道路の白線しか歩かない」みたいな小中学生の時にやったようなことばかりなんですけど、それがいい。おこだわり人が本当に自分のこだわりを研究していて楽しんでいるのがいい。本当にすぐにでもやれるようなことが描かれてあるので、実行しやすい。そんな狂気の漫画ですよ。

    この漫画を読むきっかけ

    この漫画と出会ったきっかけは、この作者の東京都北区赤羽という漫画を読んで知っていたからです。あ、作者一緒だということで紙の漫画で買ってました。それが、今回Kindleの無料本で出ていたのでKindleでもダウンロードしたという感じです。それで、東京都北区赤羽を知ったのは、山田孝之の東京都北区赤羽という番組が何年か前にあってそれを見て知りました。その番組は山田孝之が東京都北区赤羽を読んで実際に赤羽で暮らしてみるという番組で面白かったです。漫画にでてくるキャラは赤羽で実在しているので(今もいるかは知りませんが)マジだ。みたいな感じで面白いですよ。

    自分のおこだわりを探したい

    ああ、おれにも何かおこだわりないかなあと考えていました。 強いて挙げるなら早起きかなあ。大体5時くらいに。 クソネミで起きてルームメイトたちはまだ寝ている中一人で家の空間を利用できる贅沢さ。クソネミから離脱するために飲むコーヒー。コーヒーを飲みながら太陽が昇るのを待つ時間。太陽が昇るのと同時にさえずる鳥の鳴き声。そして一日を20時間くらい過ごせる幸せ。とか? (今は4人で一区画シェアしてます)ルームメイトずっと寝てるから、8時とかに起きても一人なんですけどね。なんだかんだ、朝食作ったり授業資料みたりしていたらあっという間に8時とかになってしまいますね。

    POPEYE

    popype

    Kindleのprime readingでついつい読んじゃうのが雑誌。

    雑誌は普段買わないし、そんなに気合を入れて見なくていいから。

    しかも、中古にも出にくいしね。

    Kindleの中だとそんなに種類が多いわけでもないんだけど、このPOPEYEはよく読む。

    ガジェット系。

    おれは貧乏なのでここに載っているようなものは高くてとても手が出せないんだけど、見ていて楽しい。こんなのあるのか、とかこの人こんなの使ってるのかとか思いながら雑誌を眺めている。

    今回読んだのは、2018年の11月のもの。

    表紙には一人旅にいってきます。の文字とヨーロッパっぽい風景と行き交う人。空の薄い青さが気持ちよさそう。

    村上T

    村上春樹のTシャツのコーナーが好き。村上春樹の持っているなんか変なというか、変わったTシャツを村上春樹のエピソード付きで紹介しているコーナーなんだけど。ウイスキーのTシャツとか、村上春樹の本の販売促進のために作られたTシャツとか紹介されてんの。そんなの見た事ない。

    東北旅

    たまたま見た刊は旅がメインテーマになっていて、海外とかを紹介している中で東北も扱われていたの。

    馴染み深い東北だと思っていたけど、雑誌に書かれていた東北はまだおれが知らない東北だった。

    旅の初めは宮城は仙台。宮城県民は出身聞くと厳密には仙台市民じゃなくても近いところに住んでいると仙台って答えがち。

    高速道路を走っているとニョキッと顔をのぞかせる巨大な観音様。これはよく見る。近くに行ったことはないけど。

    仙台のグルメとしてマーボー焼きそばが紹介されていた。なんだそれ。隣県なのに聞いたことがないぞ。仙台勤務の父に聞いてみたら知っていた。おれが無知なだけでした。味はまあ予想つくけどね。今度食べてみなきゃ。

    よし仙台ときたら次は山形だろうとページをめくると秋田。

    なぜ??

    山形については
    宮城と山形の間をひたすら北上。山の向こうで川風呂が待っている。
    という記述のみ。

    今度は山形よってくれや。
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    秋田も温泉がちょろっと紹介してあっただけだった。


    温泉なら山形じゃね?と少し憤りつつもページをめくるとそこは盛岡。

    くそここがメインか。

    宮沢賢治ローストチキン南部鉄器だあ?まあ知っていたけどあまりなじみはないなあ。

    そして遠野へ。ここは妖怪が有名だよね。出たでたカッパ。へえどぶろくが有名なの?遠野って。高校サッカーでは遠野か盛商の遠野でもある。 まあ岩手は大きいからそりゃあページ数も多くなるよね。仕方ない。

    あれ青森寄らないんですか?と思ったのは内緒。
    青森


    愉快な旅人

    この連載は俳優の満島真之介が尊敬する先達に会いに行く連載。

    今回はブルーハーツやクロマニヨンズでおなじみの甲本ヒロトさん

    かっけえ。

    満島さんが甲本さんに質問していた。

    今は音楽もCDやレコードじゃなくてストリーミングストリーミングで聞くことが当たり前になっているけどどう考えていますか。

    ってさ。

    それに対して甲本さんはこう答えていた。

    「CDやレコードの音楽もストリーミングの音楽も、すべて体感すればいいと思う。楽しければどれでもいい。全部体験してから選べばいいと思うんだけど、体験する機会が減っているのは残念だと思う。」(一部抜粋)

    全くその通りだと思った。個人的にはCDとかレコードが好き。自分の部屋でCDとかレコードを選んでそれを入れて聞いてケースにしまうまでの一連の流れが好き。

    なんか変な生き物


    ぬまがさワタリさん(@numagasa)の生き物図解シリーズの書籍化。Twitterでフォローしていて金曜ロードショーの実況とか、映画のレビューとか楽しみにしながら見ている次第です。今これ書いててどう書けばいいか途方に暮れているんですけど、どう書けばいいんですかねえ。読書記録なので僕がこれ読んだよってことが残せればいっか。 とりあえず、この本の章ごとに書いていこうかなと思います。章ごとに紹介されている生きものを書いて、なんか書きたいことあったらそのつど書いていくことにしょう。 ということで以下目次です。

    そらの生きもの

    モズ

    モズ
    出典:YAMAKEI ONLINE 
    モズのはやにえのネズミのイラストが好きです。はやにえを行う動物って他にいるのかしら。と思い簡単にググったところモズの仲間にしか見られない行動らしい。他にする生きものがいたら教えてください。しかし器用に串刺しするものである。

    コゲラ

    コゲラ
    出典:日本野鳥の会
    コゲラのページのコゲラとゴリラの違いが書かれていたんですけど、いやくりぃーむしちゅーのANNかと思いましたね。コゲラとかのキツツキの仲間って確か木をつつくときに脳にダメージ受けてるらしいんだよね。それでも生きてるからおけ。ってことなんだろうね。

    ジョウビタキ

    ジョウビタキ
    出典:Wikipedia
    ジョウビタキは冬になるとやってくるワタリ鳥ってことは今頃日本で見られるということですね。今マレーシアなので見れませんけども。

    カワセミ

    カワセミは一度だけかな、生で見たことがある。確か、青森のどっかの湖だか池っぽいところで。遠目から見てもカワセミはカワセミってわかるよね。何をどうしたらあんな綺麗な色になるのか。

    メンフクロウ

    メンフクロウのヒナが餌を譲るってのは非常に面白い行動だなあと思った。めっちゃ利他的な行動じゃない?鳴き声で腹減り度合いを表現って腹減ってるほどうるさく鳴くってことかな?なんにしろ面白い行動だなと思った。

    ワシミミズク

    ワシミミズクが他のフクロウまで食べるのはなんとも恐ろしい。フクロウの鳴き声は聞くけど姿はあんまりみないよね。

    カカポ

    カポポ
    出典:NATURE New Zealand
    カカポって生きものはこの本で初めて知った。ニュージーランドの固有種らしい。翼が退化してほとんど使われておらず、さらに捕食者のいなかったニュージーランドで警戒心も薄れ体も丸くなり無防備な鳥に進化した結果、人間がニュージーランドに猫、犬などを持ち込んだことで彼らの格好の餌食となってしまったという鳥。その結果、絶滅の危機に。 いや、本当に進化というものは全く方向性もなくその時の環境に依るんだなあと思いますね。絶滅しないことを祈るばかりです。

    みずの生きもの

    マダコ

    最初にマダコを載せたのはなぜだろうかと思ってしまった。確かに面白い生きものだけど、水の生きものと言ったらまず魚を挙げるんじゃないかと個人的には思ってしまった。
    ここ最近は擬態について書いていたけど、タコも擬態するんだよね。でも、タコの擬態のすげえやべえ面白いところは周囲の環境を自分で認識して自分の体色を変えられるところ。これめっっちゃ面白くないですか??チョウとかはあらかじめ、発生の時にその模様とか体色は決まって変えられないのに。タコ半端ないって。自分で自分の体色自由に変えられるってそんなんできひんやん普通。言っといてやできるんやったら。しかもやつら頭いいからね。いや頭ってより腕か。あの腕に神経細胞めっちゃあるからね。なんとも不思議な生きものですよね。

    ニホンウナギ

    ニホンウナギは土用の丑の日とかいうわけの分からない因習のせいで絶滅しそうなあの美味しいにょろにょろとしたやつですよ。まだまだ生態的に謎な生き物。血に毒があるので基本的に焼いて食べる。そんな防御策を体にもっていても人間様が美味しいと分かると関係なくばくばくと食べてしまうというなんとも人間の食欲のすさまじいことよ。養殖ウナギも野生のウナギの稚魚を取ってそれを育てて売っているため、このままウナギを食べ続ければ絶滅待ったなしというところだろう。人間の食欲により絶滅した生物は過去にもたくさんいる。そろそろ過去から学びたいところですね。

    ベニクラゲ

    ベニクラゲは不死のクラゲとして知っている人も多いかもしれない。死にかけると若返ることが出来るというこれまた半端ないいきものである。幸いにもベニクラゲ配合の若返りサプリメントみたいなものは出回っていない。若返るタイミングをどう決めているのかとかなんでそもそもテロメア修復できる機能持ってんねんとか色々と神様に聞いてみたい生きものである。

    アオミノウミウシ

    アオミノウミウシ
    出典:Wikipedia
    アオミノウミウシは奇妙な形かつ毒持ちの生きものです。ウミウシは好きな人が多いとおれは信じているけど海に行ってよーく岩とかの辺りを探してみると見つかったりする小さなカラフルな生き物。アメフラシもウミウシの仲間。アオミノウミウシはカツオノエボシ(猛毒)を食べてかつその毒を体内にためて防御に使うとかいう人間的には理解不能なことをやってのける、そこにしびれる憧れるぅな生き物。

    カモノハシ


    カモノハシペリー
    出典:DISNEYキッズ
    カモノハシはカートゥーンのカモノハシペリーで知っている人もいるかもしれない。(まずカモノハシペリーを知らない?)ビーバーの体にカモのくちばしをくっつけたような姿かたちも奇妙だし、かつ毒針を持ってるし、哺乳類のくせにタマゴを産みやがるし、電気ウナギとかサメみたいに電気定位という電気使って他の生物からでる微弱な電気感知できるというなにそれSFのモンスター?みたいな生きものである。オーストラリアで見られるらしいので生きているうちに生で見てみたいものである。

    コウテイペンギン

    コウテイペンギンは世界最大のペンギン。ご存知の通り飛べない鳥。南極にいるよ。北極にはいないよ。泳ぐように翼を進化させたクールでキュートないきもの。水族館で人気者。体長130㎝ということは遊園地で伸長制限に引っかからないくらいってことですね。でかい。

    ホッキョクグマ

    ホッキョクグマはホッキョクグマですね。ホッキョクにいるんですよ。何を好き好んでというかあんな寒いところに住むことになったのか全く持って謎でございますがいるんだからしょうがないですよね。

    寒くて生きものがいなそうなのになんでこんなに巨大な生き物が生きていけるのかと疑問に思う人もいるかと思います。一般的に寒いところに行くほど体がでかい生物が生息するようになります。クマを例に挙げると、熱帯に住むマレーグマは体長が140cmほど、日本などの温帯に生息するツキノワグマは130-200㎝程、温帯から冷帯に生息するヒグマは150㎝⁻300㎝、ホッキョクグマは200-300㎝と同じクマの仲間でも寒いところに行くほど体は巨大になります。

    ベルクマンの法則

    これはベルクマンの法則で説明されています。ベルクマンの法則では体の体表面積と体重の関係から、周りの環境の温度と体のサイズについて説明している。恒温動物は体温調節のために熱生産と熱放出を行っている。熱生産は筋肉や代謝などの内部から生じる(体積)、一方熱放出は体表面(面積)から起こり汗などの気化熱で促進される。つまり、熱生産は体重の3乗に比例し、熱放出は体表面の2乗に比例する。寒いところでは熱放出はあまり必要なくて熱生産が大事なので体は大きくなり、暑いところでは熱生産よりも熱放出が大事なので体は小さくなる。というわけだ。

    ラブカ



    ラブカは日本だと結構身近な生物かもしれない。水族館で標本置いてあったりする。というのもラブカは深海魚で日本は周りを深海に囲まれた深海の国だからだ(違う)。ここの好きなところはラブカがシンゴジラの蒲田くんのモデルとなったことに言及しているところだ。静岡の沼津深海水族館と東海大学の博物館、水族館で見れたと思う。沼津深海水族館でたまに生体展示されることがあるから近くにいる人は行くべし。

    メガマウス

    メガマウス

    出典:鴨川シーワールド
    メガマウスという名前の通りにでかい口を持ったサメ。でかい口だがプランクトン類を食べているらしい。ジンベイザメとかと同じスタイル。発見例が少なく情報がほとんどない。これが発見されると地震の予兆だとか言われるがそんなわけない。と個人的には思っている。

    アカマンボウ

    アカマンボウ
    出典:ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑

    アカマンボウはこの本で初めて知った。魚のくせにというか恒温動物。恒温動物と呼んでいいのか知らんが、体温を一定に保つことができるらしい。ほんまかいな。アカマンボウでググると18000件しかヒットしない。ヒットしたのは大体マグロの代替として流通している?みたいなほんまかいなって感じの都市伝説系。でも切り身を見たらおいしそうだった。

    ニシオンデンザメ

    ニシオンデンザメ
    出典:ナショナルジオグラフィック
    ニシオンデンザメ平均寿命が200年で最長で400年も生きた個体が見つかったそうな。4世紀ってすごいな。江戸幕府かっての。脊椎動物の中では寿命ランキング1位らしい。2位はホッキョククジラで211歳。

    ダイオウイカ

    ダイオウイカ

    出典:Wikipedia
    ダイオウイカといえばノーチラス号なイメージですね、個人的には。ジュールベルヌの海底二万マイル。ディズニーランド?シー?にもあるよね。でかいイカですが体はアンモニア臭がきつくて食えたもんじゃないらしいっすね。

    ダイオウグソクムシ

    ダイオウグソクムシ
    出典:Wikipedia
    ダイオウグソクムシは沼津深海水族館で見たことがあります。水族館で見てもやつらほとんど動かないからねえ、見ごたえはないよね(笑)
    深海でこんなに大きなダンゴムシがいるっていうのはロマンというか神秘的な気がしますね。 

    身近な生きもの

    ニワトリ

    ニワトリは知らない人はいないだろうというほどポピュラーな鳥ですよね。よく食卓で見かけますよね。卵も食べるしめっちゃお世話になっている生きものナンバーワン。イスラムにも引っかからないからマレーシアでは常食。安くておいしい。闘鶏とかいうニワトリを戦わせる遊び?スポーツ?もあるよね。ニワトリ様の先祖はとっても凶暴だったらしいですけど、人間様はそれでも食べたかったから飼育を始めたんだろうなあ。きっと。 コロラドの首なしニワトリはまじでホラー。子供トラウマなるよきっと生で見たら。

    ドバト

    ハトはどこの街でも見かける鳥だなと思います。日本、マレーシア、ベトナムではみかけたなあ。カンボジアは記憶にない。伝書バト、鳩レースなど色々と使われている。交流電流を作った、ニコラテスラは鳩を愛して鳩と共にホテルを転々としていたとかなんとか。

    シチメンチョウ

    シチメンチョウ
    出典:Wikipedia
    シチメンチョウはあんまり日本ではポピュラーじゃあないよね。クリスマスとかはヨーロッパ圏の人たちは食べるとかなんとか言われているけど、日本はケンタッキー・フライド・チキンなのでシチメンチョウを食べた事がある人は少ない、と思っている。シチメンチョウが単為生殖を行うっていうのはかなりびっくりした。虫とかサメとかが単為生殖するのは知っていたけどまさか鳥までもできるやつがいるとは。ちなみに単為生殖というのは雌が雄との交配なしで子供を作ることをいいます。

    シジュウカラ

    シジュウカラみたことないなあ、というか分からないなあというのが本当のところ。近所にも鳥はいろいろいるけどね、あんまり意識的に見ないなあ。基本自転車移動だから上ばかりみてたら事故になっちゃうしね。 シジュウカラに文法を扱う能力があるってすごいね。オウムとかしゃべるし、鳥にはまだまだ人間が知らない秘密をたくさん持っているにちがいない。

    コウモリ

    夜によく飛んでいるコウモリ。コウモリ野郎という悪口があるけど、哺乳類なのか鳥類なのかがはっきりしないということで、どっちつかずとか八方美人とかの文脈で使われることがある。が一度もコウモリ野郎って言っている人を見たことはない。コウモリと言えば、エコーロケーションとかバットマン。エコーロケーションとは超音波を使いその反響によってものを探知する。彼らは音で世界を感じているのだ。

    ヤモリ

    ヤモリと言えばファンデルワールス力、尻尾の自切。マラヤ大学の寮にはたくさんいた。ちなみにヤモリは爬虫類でトカゲの仲間で、イモリは両生類でカエルの仲間です。ヤモリは壁をぺたぺたと自由に登ることができる秘密がファンデルワールス力なのだ。このファンデルワールス力は原子の間で働く微弱な電気の力だ。ヤモリの足の裏には微細な毛が生えていてこの毛にファンデルワールス力が働くのだ。弱い力のため、簡単にずらすことができるのも特徴だ。このヤモリの足の性質を研究し様々な産業に応用されようとしているのだ。このような、生物の性質を真似て何か人間の役立つものを作ろうという学問にバイオミメティクスがある。

    アライグマ。

    アライグマといえばラスカル。のせいで日本ではアライグマの飼育が急増し飼育が困難になり野生にはなたれ野生化。生態系を脅かす外来種として大きな問題になっている。賢く愛らしい生物でよくキャラクター化されるが、日本では駆除対象です。アライグマは悪くない。悪いのは人間なのだ。ちなみに北米出身なので北米というか原産国にいる分には問題ないです。

    こわい(?)生きもの

    オオカミ

    オオカミは色々な物語とか神話とかによく登場するお馴染みの動物かもしれません。赤ずきんとか、狼男、ゲームオブスローンズとか。残念ながら日本ではニホンオオカミは絶滅してしまったので見ることができない。今となっては、高い社会性を持ち森林生態系のトップに立っていたのだろうと過去に思いを馳せることしかできないわけですが。そんなオオカミは犬の祖先種でもあるわけでなんとも不思議な気がしますね。人間は家畜をオオカミから守り、オオカミは人間の家畜を襲うという対立関係だったのに、いつの間にやら人間はオオカミを飼いならし犬にしてしまった。犬にしてしまったというのは、時間をかけて犬に進化したというかそんな感じですね。

    ヒグマ

    ヒグマは北海道にいるクマでアイヌの人々には神様として大切にされてきた生きものでもあります。ヒグマについてはベルクマンの法則のところで少し書きましたが大きめのクマです。森で会ったら死にますね。森でクマさんに会う曲がありますが、あんなほのぼのとした感じにはなりそうにないないと思います。クマは木彫りのクマのような割りとリアルな感じのクマの像がある一方、デフォルメされてかわいい感じのクマのぬいぐるみとかもあって両極端なイメージを人々というか日本人が持っていることが分かります。クマに襲われて死ぬことよりもスズメバチとかのハチに刺されて死ぬ人の方が多いしたぶん交通事故で死ぬ確率の方が高いだろう。だからと言って注意散漫でクマのいる山に入ってはいけないけども。

    ゴリラ

    何かと話題というかネタにされたりするゴリラ。人と近縁であることにも言及されたりする。キングコングとかで巨大なゴリラが街で暴れまわるようなイメージがあるかもしれないが実際にはそんなに凶暴ではないらしい。何気に絶滅が危惧されていたりするので保全大事。基本的にベジタリアンのくせにむきむきなのは腸内細菌が食物繊維からアミノ酸合成できるかららしい。ゴリラのう○こサプリでみんなムキムキ☆みたいなサプリはまだ売られていない。

    ホホジロザメ

    ホホジロザメといえばジョーズ。めっちゃ怖いー。というイメージなんだが(少なくとも俺のなかでは)なんともラブリーに書かれてあるのが本書の特徴かもしれない。サメによる死者数はそんなに多くないらしい。

    ウツボ

    ウツボでびっくりしたのは咽頭顎という第二の顎も使って捕食するというところだ。そんな恐ろし気な生き物をよゐこの浜口さんは取っていたのか。。。

    コモドオオトカゲ

    別名コモドドラゴン。インドネシアのコモド島に生息していて口のなかのバクテリアが獲物に死をもたらすと考えられていたが違ったらしい。コモドオオトカゲ自身に血液凝固を妨げる毒があることがわかったのだ。噛まれれば死ぬという恐ろしい猛毒のトカゲなのだ。

    ハシビロコウ

    なんか前Twitterかなんかではやった時期があったきがするハシビロコウさん。動かない鳥としても知られているがそれはハイギョを狩るためらしい。あの大きなくちで獲物を捕らえるのだ。

    ハダカデバネズミ

    ハダカデバネズミ

    出典:Wikipedia
    ハダカデバネズミは地下生活を送っているために目が退化しさらに毛も抜け落ちている奇妙な見た目の生きものである。寿命が30年とかかなり長く、さらになんかガンにならないとかも言われていて、じゃあ何が原因で死ぬんだよって話なんですけど寿命が長いから実験室で飼っても死なないという謎に包まれている生きもの。ガンにならないメカニズムってのが、老化してガン化しそうな細胞がいたらその細胞を殺すことでガンにならないとか言われていた気がする。面白いよね。さらにハダカデバネズミは哺乳類ではレアな真社会性の生きもの。真社会性というのは子供を産める女王と産めない個体が社会生活を送るもの。

    へんなむし

    キイロスズメバチ

    縞々のでかい巣を民家の軒先なんかに建設しちゃう恐ろしいハチ。黄色地に黒の縞の警告色が本当に効果的だなあと個人的には感じているところです。小さい時にハチに刺されて(スズメバチじゃないよ)それを記憶したワタクシはどんなハチだろうとビビるようになってしまいましたよ。ハチの場合はミューラー型擬態かな。

    ハエトリグモ

    ハエトリグモはどこでも見かける一般的なクモ。網は張らずに地上をぴょんぴょん跳ねて獲物を狙う。日本で見られるハエトリグモをほとんど網羅しているハエトリグモハンドブックという本が気になっている。

    エメラルドゴキブリバチ

    エメラルドゴキブリバチ
    出典:Wikipedia
    ゴキブリを操ることができるハチとしてテラフォーマーズでも登場したと記憶している。ゴキブリに特化しているというのも面白いはなしだなあと思う。こんな複雑なことが可能な自然に驚かされるばかりである。

    ヒアリ

    ヒアリ
    出典:Wikipedia
    ヒアリはまだ日本には定着していないが、それも警戒を続けてくださっている方々のおかげである。Twitterではヒアリ警察さんがかなり有名である。いまだにこれヒアリ?とかいうリプが続いているのはなんとも言えない気持ちになる。刺されるとマジで痛いらしいので出会いたくない。もともとの原産は南米で、北米に移入してしまった結果多大な経済的な損失を被ってしまった、ということが日本では起こらないことを願う。

    クマムシ

    クマムシ
    出典:Wikipedia
    クマムシがムシなのかは置いておいて、クマムシ博士の地道な草の根活動のおかげでクマムシのことを知っている人も多いかもしれない。放射線耐性、乾燥耐性、高圧耐性、高温耐性を持つことから地上最強生物の異名を持っていたりする。クマムシに関してはクマムシ博士のブログ(クマムシ博士のむしブロ)を見るのが楽しいとおもうのでそちらに行ってください。

    最後に

    本当はこんなに書くつもりはなかったんですけど、画像があった方がわかりやすいかなとか、画像の引用ちゃんとしなきゃとかやってたらすごく時間がかかってしいました。画像を載せなかったのは疲れてしまったのと、一般的で多くの人が知っていそうな生物については載せなくていっかという怠惰の心です。ご了承ください。自分の記録にしては時間をかけすぎてしまった。

    【話を聞かない男、地図が読めない女】

    男女の考え方や行動の違いなどの性差は使っている脳の部位の違いや、分泌されるホルモンの違いによって引き起こされるということを解説した本です。

    日本だけでも200万部超えのベストセラーらしいです。

    話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く [ アラン・ピーズ ]

    価格:720円
    (2019/2/18 19:49時点)
    感想(45件)



    第1章-同じ種なのにここまで違う?


    ここでは人間という共通項はあるものの基本的に男女は違うものなのだということを主張している。違う特徴を備えるようになったのは、進化によるものだと説明している。異なる進化の結果、男女の身体的な違いだけでなく、考えをつかさどる脳も異なる進化をしてきた。と書かれている。


    ここで、ちょっと違和感があるのは、男と女が異なる進化をしてきたのは、その必要があったからと主張している点。基本的に進化はランダムで方向性がないというのが一般的である。

    キリンは高いところにある葉を食べるために首が長いのではなく、長い首を持ったキリンの方が、高いところの葉も食べれたので生き残りやすかったのだ。という考え方。


    近年の科学の発展によって、それまでは社会が男女の差を作ると考えられてきたのが、そうではなく、脳とホルモンによって違いが作られているということが分かってきた。


    あくまでも、統計を取って全体的に見た時に男女でこういう違いがあるよね。ということを述べているので、これは私には当てはまらない!と怒らずに読んでほしい。


    第2章-そうだったのか!


    男女の感じ方の違いについて、主に5感の違いについて書いてある。


    女性の方がスキンシップを大事にするというのが面白かった。女の子同士で手をつないでいるのを見かけることがよくあり本当に理由が分からなかった。おれ個人としては他人に触られたくない人のため、全く共感できなかったのだ。


    第3章-すべては頭のなかに


    ホルモンと染色体(X,Y)の違いで脳は違ってくるよというお話。


    第4章-話すこと、聞くこと


    男の方が話すときに右脳が活動していないので話すのはあまり上手くない。男は意思疎通ではなく、狩りを第一の役目として進化してきた。と繋げるのはいささか短絡的な気がする。


    男女の話を聞いているときに見せる、6種類の表情が面白かった。男は発情以外みんな真顔なのw

    一方、女は全部表情違う。


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    感想(45件)

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