初ツノゼミ

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せっかくマレーシアにいるので熱帯の生きもの色々と見てみたいなあと常々思っておりました。マラヤ大学は実質森で、マラヤ大学の敷地内で昆虫採集している人もいるという情報も耳にしていました。僕も常日頃から、穴開きの葉を見かければ立ち止まりこの葉をかじったのはどいつだと探しておりましたがあまり姿を見かけないんですよね。見つける目が悪いのかいないのか。 特に見てみたいなあと思っていたツノゼミをついに見つけたので記録として残しておこうかなと思います。

ツノゼミ

ツノゼミはカメムシ目に分類されていて、中南米を中心に3200種ほどが知られているらしいがまだ未記載種がわんさかいるんだろうなあと思っています。植物の茎や幹に生活しており師管液を餌としているようです。 面白いのがその形態の多様さで烏帽子、三日月、樹木の枝などに似た形などとにかく色々な形をしていて非常に興味深い。NHKかなにかのドキュメンタリーで見たんだと思いますが、ツノゼミの独特な形をしているヘルメットと呼ばれる部位が脱皮のさいに折りたたまれていてそれが展開されてヘルメットになるというのを見たことがあります。成虫になる前に折りたたまれた3次元構造を2次元のシート状の構造で完璧に作ってそれを広げるってもうなにやってんだよって感じじゃないですか。しかもツノゼミのヘルメットみたいな複雑な構造を。

見つけたツノゼミ

大学からの帰り道に例のごとく穴開きの葉を見つけてなんかいないかなあと見ていたらよく木で見かけるアリを見つけました。そのアリが何か他の生きものの周りに集まっているのが分かりました。最初はアブラムシかなにかかなあと思っていたら、それがツノゼミでした。よーくみないとわからないです。小さいし、色も葉の色と同化しているしいる場所も葉の付け根とか見にくい場所にいたからです。 たぶん見つけたのは幼虫のみだったように思います。お尻の方から汁を出してそれをアリが受け取っていました。おそらく甘いのでしょう。アリとの相利共生です。アリはツノゼミから甘い汁をもらい、ツノゼミはアリに守ってもらう。そういった関係です。WinWinな関係ですね。とりあえず、ツノゼミを探すときは樹木や草木にいるアリを目印に探してみればよさそうだということが分かりました。

おまけで幼虫。何なのかはちょっと分からないです。

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